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2013年ライブ総括:前編

今年はたくさんのライブに行った!これまでにない豪華な年でした。と、今年印象に残ったライブを突如まとめたい気分になったのでまとめまーす。

基本的に時期が早かった順に書いていきますが、一番語りたいアレは最後に。

 

1.on button down@青山月見ル君想フ(1/23)

これもう1年前か…!アチコさんがメンバーだったKAREN、石橋英子×アチコのライブは観たことはあっても、on button downのライブは観たことはありませんでした。でも、これらの中で一番昔から聴いていたのはon button down

 

on button downとの出会いは高校2年ぐらいの頃かな。雑貨屋のCDコーナーで見た、てんとうむしのジャケのアルバム。たおやかで複雑、そして耳馴染みがよく、確かにオルタナティブで暴力的な作品。アチコさんによる、語感を優先した結果、言葉同士がミラクルを起こしたような歌詞も好きで。baby!Baby!という切なく美しいグランジナンバーに、何度胸を締めつけられ、涙を流したことでしょう(照)。その後アチコさんは、当時私が一番好きだったART-SCHOOLのメンバーとKARENを結成。不思議な偶然に胸躍りました。 

Nordic Forest

Nordic Forest

 

 on button downは2006年に解散。2011年に復活。自分の青春を彩ったバンドのライブを、ようやく自分の目で観ることができました。というか、本当はもっと早く観ることができたはずなんですけどね…。

1曲目は上記アルバムに収められているfoundationだったはず。何度も耳にした曲を、今本人たちが目の前で演奏している、という原始的な喜びでいっぱいに。baby!Baby!のときはそりゃ泣いてしまいましたよ。確実に20歳前後の頃の自分に寄り添ってくれた曲なので。

この後on button downはライブを行っていない模様。アチコさんは今後Ropesでの活動をメインとしていくのかもしれませんが、on button downの企みと遊び、隠しきれないロックの衝動に溢れた音楽をもっと聴きたい。ライブもまた観たい。

どうでもいいことですが、ハジメガネさんによる「ラクリマクリスティのベースと飲んだ」というMCが今でも記憶に強く残っています。

 

2.My Bloody Valentine新木場STUDIO COAST(2/10)

Twitterでチケットを譲っていただき、観ることができた!マイブラを!

 

この日は来日ツアーの東京公演最終日で、それ以前のライブを観た人たちによる「耳栓配られてる」「耳栓ないとやばい」「耳栓ないと死ぬ」的なツイートをたくさん見ておののいておりました。耳があまり強くないので。

でも結局、耳栓なしで観賞。

だそうです。そう、やはりマイブラの轟音って美しいんですよ。耳を傷めるような轟音ではない。大好きなWhen You Sleepが、音源よりテンポ早くて良かったんだよな。

話題となった例のYou Made Me Realizeのノイズピット、音がどうとか言うよりまず振動がすごい。喉にまで伝わって息苦しかった。それが20分続くんだから、もうアトラクションですよね。確かに心臓が弱い人は避けた方がよかったかも。

 

耳栓といい、ノイズピットといい、ライブを「観賞した」というより「体験した」と言った方が相応しいライブでした。今年何度も来日したマイブラですが、私が観たライブはこれのみ。DOMMUNE主催のライブがすごく評判よかったのでグギギ。

 

3.中畑大樹主催「サポート以上、恋人未満。」

(ハルカトミユキ、PERIDOTS、plenty)@下北沢GARDEN(3/20)

 

今だからどさくさまぎれに言うけどイベント名こそばゆい。はいVOLA & THE ORIENTAL MACHINE、YakYakYak、そしてex.syrup16gである中畑さんがサポートしているバンドが出演し、すべてのステージでたたきまくるイベントです。

 

もともと、中畑さんがずっとたたきまくるイベントというだけでワクワクだったけれども、3月1日に五十嵐隆「生還」の発表がされていた訳ですよ。その後、黒髪だった中畑さんがシロップ時代のように金髪に戻した訳ですよ。もしや「彼」が来るってことはないかな…?という不純な期待がたかまる中での当日。開演前にも、近くのお客さんが「来てるかな?」と囁き合っていたっけ。結果来なかったけれども(そしてシロップの「落堕」を聴きながらとぼとぼ帰った)。

 

それはともかく、ずっと温かい空気が会場に満ちていて、開演後も長い間高揚感に包まれた、幸せなイベントでした。それは何より中畑さんと信頼関係を結ぶミュージシャンたちの音、中畑さんのたいこ愛に大きく依っていたんだろう。

中畑さんがMCでドラムへの純粋な喜びをずっと語っていた(あおだいこを指して「かっこいいでしょー。去年買ったの。見る?」と言っていたのがかわいらしかったです)。決して楽しい嬉しいことばかりではなかったはずのキャリアを経験しながらも、いつまでも思いは揺るがないものなんだろうか。

MCといえばこれが嬉しかったです。

中畑さんを語る際、シロップはどうしても避けられない存在だけど、シロップをもって中畑さんを語るのは憚れてしまうような状況だと思っていました。でも、中畑さん自身の口からシロップの話題が出て、シロップという存在を通して彼を見てしまう自分がちょっとだけ許されたような気になったというかね。

このイベントでは、初めてPERIDOTSとハルカトミユキのライブを観たんだった。この二組は、今では中畑さんがサポートで参加しているということを除いても大好きなミュージシャンです。この二組が今年発表したアルバムは、個人的2013年アルバムベスト10内にランクインです。

 

concourse

concourse

 

 

シアノタイプ

シアノタイプ

 

 イベント後にハルミユのデモ買ってサインもらった。

  

思いのほか長く書いてしまって疲れたので、ここで休憩。後半へ続く。