“ODD FUTURE”という外来語
今、ネット上で話題を集めているこの漫画。
多分、タイトルの“ODD FUTURE”はBiSの曲名から取ったものと思われる（第68回ちばてつや賞大賞の最終選考議事録にも「作者が好きなアーティストの曲名からとっています」とある）。さらにそのBiS曲名の元ネタといえばきっと、Tyler, The Creatorらのクルー名な訳で。
ある英単語が外来語として日本に輸入され、そこで独自の意味が発生して、元来のものとはかけ離れた形で日本に定着していく。そんな過程を目の当たりにしているような…違うか。
去年、Odd Futureは事実上解散したことをタイラーが示唆し、話題になった。若者たちの人生の分岐という点で、上記の漫画の内容ともかすかにリンクし、青春の終わりをほのめかす言葉となってしまったのでは…とすらほんの少し思ったり。BiSも解散したしな。Odd Futureの解散も、一つの青春の終わり。そして次のステージの始まり。
